月別: 2017年3月

伊江島には伊江ビーチがあり、マリンレジャーを楽しむことができます。断崖絶壁の波打ち際から真水が湧き出る湧出(ワジー)。戦争中の自然壕であったアハシャガマなど見どころが多い島ですが、忘れてはいけないのがグルメです。島のハーブやピーナッツを食べて育つ合鴨。〆の唐揚げや島らっきょう天ぷらなど様々なグルメが楽しむことができます。その中でも伊江牛は一押しです。

先に示したように、おきなわ和牛は全国各地の銘柄牛の素牛として出荷されています。伊江牛もその一つであり、それは今も変わっていません。成牛もブランド牛として人気が高まってはいますが、素牛としての出荷が多いのは変わっていないのです。そのため成牛は出荷数が少なく、貴重といえます。ブランド牛というと霜降り肉であり、脂を楽しむものが多いのですが、伊江牛は赤身が絶品です。焼肉やステーキだけでなく、刺身やタコライスとしても提供されていますので、高級牛としてだけではなくそれぞれの味を手軽に楽しむことができるのも魅力の一つとなっています。

おきなわ和牛の特徴として脂の甘さが挙げられます。これは冬場の餌として与えられるさとうきびの葉が影響しているといわれています。本島南部では都市化が進みさとうきび畑が減少していますので、より伊江牛の価値は高まっているのです。

関連HP⇒⇒⇒離島のいいもの沖縄セレクション – TOPページ
伊江牛を扱っているサイトです。

前項で示したように、おきなわ和牛は地域ブランドを総称しています。沖縄本島でも楽しむことができるのですが、より沖縄らしさを楽しむのであれば離島がお勧めです。離島は沖縄本島とは違い、アメリカ文化はあまり混じっておらず、綺麗だと有名な沖縄本島の海以上に美しい海であり、まさに手つかずの自然です。ですが沖縄は亜熱帯に属し、本土と気候が違います。天候は変わりやすく、短い滞在日数では予定が乱れてしまいます。また本土の離島と違い、島同士がかなり離れており飛行機でないと時間がかかり過ぎる島も多いのです。予定を乱さないで離島に行きたいというかたには、伊江島がお勧めです。

伊江島は本島の北西にある島で、美ら海水族館から見ることができます。美ら海水族館の近くにある本部港から村営フェリーが一日4往復(トップシーズンで5往復)でており、30分ほどで行くことができます。島の西側は米軍の訓練所になっていますが、本島(那覇や沖縄市)ほどにはアメリカ文化は浸透しておらず、沖縄本来ののどかさを満喫することができます。伊江島は土地がそう高くないのですが、標高172メートルの城山があり、そこに上ると360度のパノラマが楽しむことができ伊江島全体を見渡すことができます。伊江島は本島から日帰りで楽しむことができる離島ですが、日帰りでは回りきれない楽しさがある島です。

沖縄グルメといえば、沖縄独自のものが多く、南国を思わせるものがほとんどでした。本州から離れ、独自の文化がある沖縄は九州よりはるかに南国であり、気候も違います。そのため食文化にも違いがあり、特色が独自なのです。また沖縄は戦後、アメリカの管理下にあり、今でも在日米軍の基地のほとんどが沖縄に集中している関係もあって、琉球+アメリカ文化が混在する本土にはない文化が存在しています。その一つがステーキです。

本土のステーキというと高級なものでしたが、ファミレスの普及に伴い手軽に食べられるものへと変わってきました。ですが沖縄は真逆といえます。アメリカでステーキというと、肉質(霜降り)以上に量を重視します。たっぷり食べられるもの、それがステーキなのです。米軍基地が多い沖縄のステーキ文化は、その影響を多大に受けていたため、手軽にそしてお腹いっぱいになるものでした。また闘牛が盛んな土地柄もあり、牛(和牛)というのは戦わせるものというものでもあったのです。ですが子牛を育てやすいという事情もあり全国各地の銘柄牛の素牛として出荷されていました。

転機は平成12年の九州・沖縄サミットで、晩餐会のメインディッシュとして石垣牛が出され評価が高まりました。平成18年に石垣牛をはじめとして、琉牛王、宮古牛、やんばる牛、山城牛、そして伊江牛の地域ブランド名を「おきなわ和牛」に統一し、高級和牛への道を進むようになり、質を楽しむグルメへと変わっていったのです。