沖縄グルメには牛もいる!

沖縄グルメといえば、沖縄独自のものが多く、南国を思わせるものがほとんどでした。本州から離れ、独自の文化がある沖縄は九州よりはるかに南国であり、気候も違います。そのため食文化にも違いがあり、特色が独自なのです。また沖縄は戦後、アメリカの管理下にあり、今でも在日米軍の基地のほとんどが沖縄に集中している関係もあって、琉球+アメリカ文化が混在する本土にはない文化が存在しています。その一つがステーキです。

本土のステーキというと高級なものでしたが、ファミレスの普及に伴い手軽に食べられるものへと変わってきました。ですが沖縄は真逆といえます。アメリカでステーキというと、肉質(霜降り)以上に量を重視します。たっぷり食べられるもの、それがステーキなのです。米軍基地が多い沖縄のステーキ文化は、その影響を多大に受けていたため、手軽にそしてお腹いっぱいになるものでした。また闘牛が盛んな土地柄もあり、牛(和牛)というのは戦わせるものというものでもあったのです。ですが子牛を育てやすいという事情もあり全国各地の銘柄牛の素牛として出荷されていました。

転機は平成12年の九州・沖縄サミットで、晩餐会のメインディッシュとして石垣牛が出され評価が高まりました。平成18年に石垣牛をはじめとして、琉牛王、宮古牛、やんばる牛、山城牛、そして伊江牛の地域ブランド名を「おきなわ和牛」に統一し、高級和牛への道を進むようになり、質を楽しむグルメへと変わっていったのです。

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